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米韓首脳電話会談 日米韓の協力重要性確認

2021年2月4日 16:06

アメリカのバイデン大統領は4日朝、就任後初めて、韓国の文在寅大統領と電話会談を行い、日韓関係の改善と日米韓3か国の協力の重要性などを確認しました。

バイデン大統領と文大統領は、4日朝8時半頃からおよそ30分間、電話会談を行いました。韓国大統領府によりますと、両首脳は「包括的な戦略同盟として米韓関係を継続発展させる」ことで一致しました。

北朝鮮への対応については「なるべく早く、包括的な戦略を共に備える」としています。また、両首脳は日韓関係の改善と日米韓3か国の協力の重要性を確認したということで、同盟国との連携を重視するバイデン大統領が日本との関係改善が進まない韓国側にクギを刺したものとみられます。

バイデン大統領と文大統領の電話会談は、日米首脳の会談から1週間遅れた形で、事前に文大統領が中国の習近平国家主席と協力を確認したことなどが影響した可能性があります。