北朝鮮が巡航ミサイル発射実験 金総書記が立ち会い
北朝鮮の金正恩総書記は戦略巡航ミサイルの発射実験に立ち会い、「核の盾をもって主権と安全を永久に守る」と強調しました。
28日付の朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、朝鮮半島西側の海上で、26日午前、金総書記立ち会いのもと、戦略巡航ミサイルの発射実験が行われたと報じました。
発射実験について、アメリカなどを念頭に「敵に反撃能力と核運用の準備態勢を見せつけることが目的だ」と主張しています。
ミサイルは2発発射され、ともに2時間以上にわたり楕円軌道を描いておよそ1600キロ飛行し、標的に命中したとしています。
金総書記は「核戦力のより徹底した臨戦態勢を整えるよう」求めた上で、「核の盾をもって国家の主権と安全を永久的に守っていくのは、責任ある使命だ」と強調しました。
最終更新日:2025年2月28日 10:34