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12歳未満へ最終段階の臨床試験 モデルナ

2021年3月17日 10:47

アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は16日、新型コロナウイルスのワクチンについて、12歳未満の子どもを対象とした最終段階の臨床試験を始めたと発表しました。

モデルナは16日、生後6か月から12歳未満の子どもを対象とした新型ウイルスワクチンの最終段階の臨床試験で、参加者へのワクチン投与が始まったと発表しました。この臨床試験は、子どもに対するワクチンの安全性や有効性を確認するためにアメリカとカナダで行われ、約6750人が参加する見通しだということです。

モデルナのワクチン接種は現在、18歳以上に制限されていますが、12歳以上を対象とした臨床試験はすでに始まっていて、今回さらに生後6か月以上に広げられた形です。

また、ファイザーも5歳以下の子どもを対象とした臨床試験を年内に始めるほか、ジョンソン・エンド・ジョンソンも子どもに対する臨床試験を予定するなど、子どものワクチン接種に向けた動きが加速しています。