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ファイザー臨床試験“接種3回”効果向上は

2021年2月25日 20:52

アメリカの製薬大手ファイザーは、25日、新型コロナウイルスワクチンについて、3回目の接種をすることで効果が向上するかを調べる臨床試験を始めたと発表しました。

ファイザーなどが開発したワクチンは現在、21日間隔で2回の接種が行われています。

このワクチンについてファイザーは25日、追加で3回目の接種を行うことで効果が向上するかを調べるための臨床試験を始めたということです。より感染力が強いとされる南アフリカ型などの新たな変異ウイルスへの免疫の効果も調べる予定です。対象は、第一段階の臨床試験で、すでに2回ワクチンの接種を受けたアメリカ国内の参加者となります。

一方、バイオ医薬品メーカーの「モデルナ」は、すでに実用化されているワクチンとは別に、南アフリカ型の変異ウイルスに対応するための新たなワクチンを開発し、今後、臨床試験を行うとしています。