ノババックス社ワクチン 国内臨床試験開始
アメリカのバイオ医薬品メーカー「ノババックス」が開発を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、24日、日本国内での臨床試験が始まりました。
開発と製造を提携する武田薬品によりますと、アメリカのバイオ医薬品メーカー「ノババックス」が開発を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、24日、国内での初期の臨床試験を始めたということです。
対象は、20歳以上の日本人の男女200人で、21日間の間隔をあけて2回打ち、安全性や有効性を確かめるということです。
武田薬品は、「ノババックス」のワクチンを国内で原液から製造するため臨床試験と並行して現在、山口県の光工場の生産ラインを整えていて、今後、薬事承認されれば、ことし後半の供給開始を目指し、年間1億2500万人分以上の供給を担うとしています。