モデルナのワクチン 国内で臨床試験を開始
アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」が開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、日本国内で臨床試験が21日、始まりました。
「モデルナ」の新型コロナウイルスのワクチンの輸入と国内での供給を請け負う武田薬品工業によりますと、「モデルナ」のワクチンを実際に人に打って安全性や有効性を確かめる国内での臨床試験が21日、始まりました。対象は、20歳以上の男女200人で、3月まで行われるということです。
モデルナのワクチンは、アメリカやイギリス、EUなどですでに承認され、接種が始まっている国もありますが、日本ではまだ承認申請が行われていません。日本政府は、ワクチンの承認後、6月までに2000万人分、7月から9月に500万人分のワクチンの供給を受ける契約をしています。