米NY“接種対象”50歳以上に引き下げ
新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカ・ニューヨークで、23日から、接種対象が50歳以上に引き下げられることになりました。
ニューヨークのクオモ州知事は22日、ワクチンの供給量が今後、数週間で倍増する可能性があるとした上で、23日から接種対象をこれまでの60歳以上から引き下げ、50歳以上にすると発表しました。
供給量の増加にともない、接種会場が不足する可能性もあるとして、教会などの礼拝所も接種会場として使えるよう働きかけていくとしています。
アメリカでは、複数の州が接種対象を16歳以上の若者にまで引き下げることを発表するなど、ワクチン接種のペースが加速していて、22日の時点で、国民のおよそ4分の1にあたる8200万人以上が、少なくとも1度は接種を受けています。