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2021年4月9日 12:18

金正恩総書記 「苦難の行軍」実施を決定

金正恩総書記 「苦難の行軍」実施を決定
(c)NNN

北朝鮮の金正恩総書記は、朝鮮労働党の末端組織の幹部を集めた会議で、「途上には幾多の障害と難関が立ちはだかっている」として、「苦難の行軍」を行うことを決めたと述べました。

9日付の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、3日間続いた党の末端組織幹部らを集めた「党細胞書記大会」が8日に閉幕したと伝えました。

金正恩総書記は閉会の挨拶で、「我々の前進途上には、幾多の障害と難関が立ちはだかっている」として、1月の党大会の決定を「貫徹するための闘争は順調でない」と強調しました。

その上で、「どこかに期待をかけたり、頼ったりすることもない」と述べ、「より厳しい『苦難の行軍』を行うことを決心した」と明らかにしました。国際社会からの経済制裁が長引く中、その緩和に期待することなく、自立的に経済を立て直そうと内部の引き締めを図る狙いがあるものとみられます。

大会には党の末端組織幹部らおよそ1万人が連日参加しました。写真では、マスクを着けた参加者はみあたらず、新型コロナウイルスの防疫対策が成功していることもアピールした形です。


画像:朝鮮労働党・党細胞書記大会 閉幕の辞を述べる金正恩総書記(9日付「労働新聞」より)