北朝鮮・金正恩総書記 党の会議で結束訴え
北朝鮮の金正恩総書記は、朝鮮労働党の末端組織の幹部を集めた会議で、「内在する欠点を早急に正すことが、党の持続的な発展に必須」などと述べ、結束を呼びかけました。
7日付での朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、平壌で6日、党の末端組織幹部らを集めた「党細胞書記大会」が開幕したと伝えました。
大会では金正恩総書記が演説し、2017年の前回大会以降、「ある程度の成果もあったが、欠点も少なくない」と指摘。「活動に内在する欠点を早急に正すことが、党の健全かつ持続的な発展のために必須の工程だ」と述べました。
国際社会からの経済制裁や新型コロナウイルス対策のための国境封鎖で、経済的に困難な状況が続く中、体制の引き締めを図る狙いがあるものとみられます。大会は7日も続くとしています。
■朝鮮労働党 第6回細胞書記大会で演説する金正恩総書記
■労働新聞 7日付より