ロシアで極東を担当するトルトネフ副首相が、北方領土の択捉島を訪問したことがわかりました。

トルトネフ副首相は12日、北方領土の択捉島を訪問し、建設中のホテルや、水産加工場などを視察したと明らかにしました。

ロシア政府は、択捉島の観光開発を急速に進めていて、今回副首相が視察したホテルを中心とする複合施設は、年内に完成する見通しだということです。

トルトネフ副首相は去年7月にも択捉島を訪問していて、日本政府は外交ルートを通じて、抗議していました。

北方領土をめぐっては、プーチン大統領も、将来的な訪問の可能性に言及しています。