韓国では尹錫悦政権が発足後、初めてとなる全国規模の選挙が始まりました。主要な自治体のトップらを選ぶ今回の選挙で、保守系の与党がどれだけ支持を集められるかが焦点です。

韓国では1日、自治体の知事や市長らを選ぶ統一地方選挙の投票が行われています。今回の選挙ではソウルや釜山など8つの都市の市長や、9つの道の知事も選ばれます。

最大の激戦区となっているソウル近郊の京畿道知事選挙では、最新の世論調査で、保守系与党の候補と革新系野党の候補の支持が1.4ポイント差とほぼ拮抗しています。

また、国会議員の補欠選挙も7つの選挙区で行われています。

仁川の選挙区からは、3月の大統領選挙で敗れた李在明前京畿道知事も出馬し、初めての国政進出を狙っています。

大勢は1日夜にも判明する見通しで、尹政権になって初めての選挙で与党が支持を広げられるかが焦点です。