米国IT大手決算“巣ごもり”で業績伸ばす
アメリカのIT大手の決算が出そろい、新型コロナウイルスによる巣ごもり消費の拡大などを背景に、軒並み大幅に業績を伸ばしていることがわかりました。
「アマゾン・ドット・コム」は29日、1月から3月までの決算を発表し、売上高は1085億1800万ドル、日本円で11兆8000億円あまりとなりました。また、純利益は81億700万ドル、日本円でおよそ8800億円と、前の年の同じ時期の3.2倍となり、過去最高を更新しました。
一方、「アップル」は、iPhone12の販売が好調だったことなどから、前の年の同じ時期と比べて、売上高は1.5倍、純利益は2.1倍となりました。
また、ネット広告事業が好調だった「フェイスブック」と、グーグルの親会社「アルファベット」も大幅な増収増益となるなど、新型ウイルスによる巣ごもり消費の拡大を受け、主要IT企業は軒並み業績を伸ばしています。