トランプ前大統領のフェイスブックのアカウントが無期限で凍結されている措置をめぐり、フェイスブックの監督委員会は５日、凍結の判断を支持しました。トランプ氏は、引き続き、フェイスブックへの投稿ができないことになります。

トランプ氏のフェイスブックへの投稿をめぐっては、今年１月、連邦議会議事堂の占拠事件の後、フェイスブックがさらなる暴力を誘発する恐れがあるとしてアカウントの無期限凍結の措置を取っていました。

これについて、表現の自由などに詳しい専門家らでつくるフェイスブックの監督委員会が５日、凍結の判断を支持すると発表しました。ただ、凍結の期間を無期限とする措置は現在のフェイスブックの罰則規定にはないため、６か月以内に適切に対処するよう求めています。

一方、トランプ氏は、この発表の前日に新たなウェブサイトを立ち上げていて、主張の発信の強化に動いています。