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バイデン大統領イスラエルに“停戦を支持”

2021年5月18日 10:49

イスラエルとパレスチナ自治区のガザ地区の軍事衝突は依然、収束の見通しが立っておらず、ガザ地区では空爆による死者が200人を超えました。こうした中、アメリカのバイデン大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、停戦を支持する考えを伝えました。

ホワイトハウスの発表によりますと、電話会談でバイデン大統領は、イスラエルとハマスなどの停戦を支持する考えを表明し、エジプトなど関係国と協力していく方針を伝えたということです。

バイデン大統領が停戦を支持する考えを明確に伝えたのは初めてです。さらに、ネタニヤフ首相に対し、「市民を守るためにあらゆる努力をするよう促した」としています。

一方、ブリンケン国務長官は会見で、ガザ地区で、報道機関が入居するビルがイスラエル軍に空爆されたことを受け、「紛争地帯では独立した報道が特に重要だ」と述べて、一般市民に加え、記者の安全も確保するよう求めました。