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外務省 ガザ地区「退避勧告」に引き上げ

2021年5月17日 16:59
外務省 ガザ地区「退避勧告」に引き上げ

中東イスラエルとパレスチナ自治区で激しい報復攻撃が続いているのを受けて、外務省はガザ地区とその周辺の危険情報を従来のレベル3=渡航中止勧告から、レベル4=退避勧告に16日付で引き上げました。

さきほど臨時に会見した茂木外務大臣は引き上げの理由について、地上部隊が侵攻する可能性もあることを念頭に、「情勢が不測の事態に発展する恐れがある」とし、日本人の速やかな退避と、現地への渡航・入域を中止するよう強く求めました。「情勢を注視しつつ在留邦人の安全確保に万全を期す」としています。

そのうえで、現地は「きわめて深刻な状況」でイスラエル・パレスチナの双方に暴力行為の即時停止を働きかける考えを強調しました。