×

溶岩で道路寸断も…コンゴで火山が噴火

2021年5月24日 9:40

アフリカ中部のコンゴ民主共和国で火山が噴火し、少なくとも15人が死亡、約3万人が避難しました。

22日、噴火したのは、コンゴ民主共和国東部のニーラゴンゴ山です。噴火で流れ出した溶岩で道路が寸断されたほか、少なくとも数百棟の建物が火災にあったとみられていますが、被害の全容は分かっていません。

AP通信などによりますと、少なくとも15人が死亡したということで、死者の中には避難中に、交通事故で死亡した人もいるということです。

また、この噴火で、近くの都市・ゴマでは一時約3万人が避難しました。ただ、溶岩はゴマの中心部に到達する前に止まったとみられ、23日には避難した住民が街に戻り始めているということです。