コンゴで火山噴火15人死亡、約3万人避難
アフリカ中部のコンゴ民主共和国で火山が噴火し、少なくとも15人が死亡、およそ3万人が避難しました。
AP通信などによりますと、コンゴ民主共和国で22日、東部のニーラゴンゴ山が噴火し、少なくとも15人が死亡したほか、流れ出した溶岩で住宅が燃えるなどの被害が出ています。
死者の中には、避難中に交通事故で死亡した人などもいるということです。
この噴火で、近くの都市ゴマでは、一時およそ3万人が避難したということです。
噴火により流れ出した溶岩で、一部、住宅が燃えるなどの被害は確認されたものの、溶岩はゴマの中心部に到達する前に止まったとみられ、23日には避難した住民が街に戻り始めています。
今回の噴火で道路が寸断されたほか、少なくとも数百棟の建物が火災にあったとみられていますが、被害の全容はまだ明らかになっていません。