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コンゴで火山噴火15人死亡、約3万人避難

2021年5月24日 5:43

アフリカ中部のコンゴ民主共和国で火山が噴火し、少なくとも15人が死亡、およそ3万人が避難しました。

AP通信などによりますと、コンゴ民主共和国で22日、東部のニーラゴンゴ山が噴火し、少なくとも15人が死亡したほか、流れ出した溶岩で住宅が燃えるなどの被害が出ています。

死者の中には、避難中に交通事故で死亡した人などもいるということです。

この噴火で、近くの都市ゴマでは、一時およそ3万人が避難したということです。

噴火により流れ出した溶岩で、一部、住宅が燃えるなどの被害は確認されたものの、溶岩はゴマの中心部に到達する前に止まったとみられ、23日には避難した住民が街に戻り始めています。

今回の噴火で道路が寸断されたほか、少なくとも数百棟の建物が火災にあったとみられていますが、被害の全容はまだ明らかになっていません。