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上院選で接戦のジョージア州、来月6日に決選投票 米中間選挙

2022年11月10日 5:32
上院選で接戦のジョージア州、来月6日に決選投票 米中間選挙

アメリカの中間選挙は、議会上院選で接戦となっている残る4議席のうち、南部ジョージア州で来月、決選投票が行われることが決まりました。

NBCによりますと、日本時間10日午前5時半現在、議会上院では非改選も含めて、与党・民主党が48議席、野党・共和党が48議席を確保する見通しで、接戦となっています。

新たに中西部ウィスコンシン州で、共和党の候補が当選を確実にした一方で、大接戦となっている南部ジョージア州は、規定により、来月6日に決選投票が行われることが発表されました。

このほか残る議席は、西部アリゾナ州・ネバダ州など3つの州となっています。

また、議会下院では、日本時間10日午前5時現在、共和党が優勢となっています。

バイデン大統領は、日本時間午前6時から選挙後初めての記者会見を開く予定です。

一方、来週15日に「重大発表」を行うと予告し、2024年の大統領選挙への出馬に強い意欲を示しているトランプ前大統領について、CNNは、「中間選挙の結果に激怒し、怒鳴り散らしている」との側近の話を伝えています。

最激戦州とされた東部ペンシルベニア州でトランプ派の候補が敗れるなどしたためで、ニューヨークタイムズは、「この候補への支持を助言したメラニア夫人も含めて責め立てている」としています。

NBCは「トランプワールドでは、悪いことはすべて他人のせいにする」と論評しています。