北朝鮮の金正恩総書記は戦術ミサイルの生産現場を視察し、これらが軍に配備されれば、「戦争準備で画期的な変革をもたらす」と強調しました。

北朝鮮メディアによりますと、金総書記は14日、軍に新たに配備される戦術ミサイルの生産現場を視察しました。

軍需企業が配備に向けて今年中に計画されたミサイルの生産を進めるということです。

金総書記は計画の達成により、「軍の戦争準備で画期的な変革をもたらす」と強調しています。一方、金総書記はこの日、ジュエ氏とみられる娘とともに首都・平壌に新たに建設された住宅街の竣工式に参加しました。

花火が打ち上げられるほか、市民がペンライトのようなものを振る中、野外コンサートが行われた様子を伝えていて、北朝鮮としては近代化が進んでいることをアピールする狙いがあるとみられます。