資格剥奪のベラルーシのコーチ、帰国へ
IOC(=国際オリンピック委員会)は6日、東京オリンピックに出場したベラルーシの陸上選手が亡命した問題をめぐり、ベラルーシのコーチ2人の大会参加資格を剥奪したと発表しました。
資格を剥奪されたコーチ2人は6日、帰国のため羽田空港に姿をみせました。
IOCは資格剥奪について「東京に滞在しているベラルーシの選手の健康と安心を考慮した暫定的な措置」と説明しています。
チマノウスカヤ選手が身の危険を感じてポーランドに亡命した問題に、コーチ2人がどのように関わったかについて、今後、調査を行うとしています。
ベラルーシのオリンピック委員会は調査に協力するとした上で、「仮に何らかの差別があれば、われわれは選手やコーチを守る」と述べています。