トランプ前大統領、4回目の起訴 ジョージア州で2020年の大統領選挙の結果めぐり
アメリカのトランプ前大統領が14日、南部ジョージア州で、2020年の大統領選挙の結果を違法に覆そうとしたなどとして起訴されました。トランプ氏にとって、4回目の起訴となります。
南部ジョージア州の大陪審は14日、トランプ氏や、トランプ氏の顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長ら計19人を、ジョージア州の組織犯罪規制法違反など41の罪で起訴しました。
2020年の大統領選挙でトランプ氏はジョージア州でバイデン大統領に敗れました。
起訴状では、トランプ氏らが、「敗北を受け入れるのを拒否し、故意に、違法に選挙結果をトランプ氏に有利なものに変更する陰謀に加わった」と指摘しています。
トランプ氏の起訴は政府の機密文書を持ち出した事件などとあわせこれで4回目となり、来年の大統領選の情勢にどう影響するかが今後の焦点です。