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トランプ前大統領 3回目の起訴 2020年大統領選挙での敗北を覆そうと、議会手続きを妨害した罪など4つの罪で

2023年8月2日 12:02
トランプ前大統領 3回目の起訴 2020年大統領選挙での敗北を覆そうと、議会手続きを妨害した罪など4つの罪で

アメリカのトランプ前大統領が1日、2020年の大統領選挙の結果を不正に覆そうとしたとして起訴されました。トランプ氏にとって3回目の起訴となります。

起訴状によりますと、トランプ前大統領は2020年の大統領選挙での敗北を覆そうと、議会の手続きを妨害した罪など4つの罪に問われています。

議会手続きの妨害は有罪になった場合、最長で20年の懲役が科せられる重い罪です。

起訴状では「大統領選で敗北したにもかかわらず、権力の座にとどまろうと決断した」「陰謀の目的は選挙結果の集計と承認をする政府の役割を妨害し、大統領選の正当な結果を覆すことだった」などと指摘しています。

アメリカメディアは、トランプ氏が3日にワシントンの裁判所に出頭するよう命じられたと報じています。

起訴を受け、トランプ氏は声明で「なぜ2年半も待って、2024年に向け勝利する選挙キャンペーンの最中にでっちあげの起訴をしたのか。答えは選挙妨害だ」などと反発しています。

トランプ氏は来年の大統領選への立候補を表明し、選挙活動を行っていますが、今年に入り、政府の機密文書を持ち出した事件などですでに2回起訴されています。