米軍司令官が謝罪 カブール「誤爆」認める
アメリカ中央軍のマッケンジー司令官は、アフガニスタンの首都カブールで先月末に行った空爆が誤爆だったと認め、子供7人を含む民間人10人が死亡していたと発表しました。
マッケンジー司令官は先月29日、カブール市内で過激派組織「イスラム国」の地域組織を狙って行ったとする空爆について、誤爆だったと認め、謝罪しました。
マッケンジー中央軍司令官
「間違いだった。心から謝罪する。空爆が悲劇的な結果を生んだ全責任は司令官の私にある」
マッケンジー氏は、この誤爆で子供7人を含む10人の民間人が死亡したと明らかにしました。
誤爆に至った経緯について、「攻撃が差し迫っているとの60以上の情報があり、特定の白い車両を8時間注意深く追跡した末の空爆だった」などと説明しました。「あわてて行った空爆ではない」「情報が完全に間違っていた」と釈明しています。