ニュージーランドで３日、刃物を持った男がスーパーで複数の買い物客を刺し、直後に警察官に射殺されました。事件後、ア－ダーン首相は男が過激派組織「イスラム国」の影響を受けていたと述べました。

地元メディアによりますと、射殺されたのは、２０１１年１０月にニュージーランドに入国したスリランカ国籍の男です。男は最大都市・オークランドのスーパーで買い物客らを刃物で襲い、直後に警察官に射殺されました。６人がケガをし、うち３人が重体だということです。

事件後、ア－ダーン首相は会見を開き、「過激派によるテロ攻撃だ」と指摘し、男は「イスラム国」の影響を受けていたと述べました。

男は安全保障上の懸念により、２０１６年から当局の監視下に置かれていたということです。