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米疾病対策センター 妊婦の接種を強く推奨

2021年9月30日 9:13

アメリカのCDC=疾病対策センターは29日、妊婦が新型コロナウイルスに感染して死亡するケースが増えているとして、妊婦や妊娠を計画している人にワクチン接種を強く推奨しました。

CDCは29日、アメリカで新型ウイルスの感染が拡大し始めてから今月27日までに報告された妊婦の感染者数は12万5000人を超え、うち2万2000人以上が入院し、161人が死亡したとの最新データを公表しました。

1か月間の妊婦の死者数は先月は22人で、過去最悪になったということです。

また、ワクチン接種を完了した妊婦は全体の31パーセントにとどまっていて、新型ウイルスの感染中に入院した妊婦のうち、およそ97パーセントがワクチンを接種していなかったということです。

CDCは、妊婦の感染は、自身の重症化や死亡するリスクに加え、早産や死産など胎児や新生児へのリスクも高めるとして、妊婦や妊娠を計画中の人に対し接種を強く推奨しました。