ロシアで統一地方選 プーチン大統領支持する「統一ロシア」が圧勝
ロシアでは10日、来年の大統領選挙前では最後となる統一地方選挙が終了し、プーチン大統領を支持する政党「統一ロシア」が圧勝しました。
ロシアの統一地方選挙では、21自治体の首長選挙や地方議会議員選挙などの選挙が行われました。ロシアメディアによりますと、首長選挙では、モスクワでプーチン大統領と関係が深い現職市長が再選を決めるなど、2つの自治体を除いてプーチン氏を支持する政党「統一ロシア」の候補が勝利したということです。
また今回の選挙では、去年9月にロシアが一方的に併合し、現在も戦闘状態にあるウクライナ4州でも行われ、当局は投票率が65%から80%に上ったと主張しました。さらにこの4州でも「統一ロシア」がトップとなったとしています。
プーチン大統領としては、来年3月の大統領選挙に向け、併合4州の“ロシア化”を進め、自らの支持基盤のかたさをアピールした形です。