混乱が続くアフガニスタン情勢を巡り、Ｇ２０（＝２０か国・地域）の首脳が日本時間の１２日夜、オンライン会議を開催し、国際機関による人道支援やテロ対策などについて協議しました。

会議ではアフガニスタンが深刻な人道的危機に直面しているとの指摘が相次ぎ、独立した国際機関を通じて直接人道支援を行い、市民の基本的人権を守っていくことを再確認しました。

また、過激派組織「イスラム国」などによるテロへの対策について協議したほか、アフガニスタンを出国しようとする外国人などの安全確保についても協議したということです。

岸田総理大臣は就任後初の国際会議への参加となりました。今年中におよそ２２０億円の支援を行う方針を改めて表明した上で、「（アフガニスタンの）経済活動や基礎サービスの維持が必要だ」と強調したということです。