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カブール病院襲撃“イスラム国”が犯行声明

2021年11月3日 13:34

アフガニスタンの首都カブールの病院で75人以上が死傷した襲撃について、過激派組織「イスラム国」の地域組織が犯行声明を出しました。

カブールでは2日、アフガンで最大の軍の病院で2度の爆発と銃撃があり、少なくとも25人が死亡し、50人以上がケガをしました。

AFP通信などによりますと、この襲撃について「イスラム国」の地域組織が、「5人の戦士が同時に連携して攻撃を行った」と主張する犯行声明を出しました。声明では1人が病院の入り口で爆発を起こしたあと、ほかの戦闘員が突入し銃撃を行ったとしています。

アフガニスタンでは、アメリカ軍の撤退後、「イスラム国」の地域組織によるテロが相次いでいて、暫定政権を発足させたイスラム主義勢力タリバンは攻撃を防ぎきれていません。