スイス・アルプスで雪崩が発生。当時、ゲレンデにいた10人ほどが次々と雪崩にのみ込まれる事態になりました。

その様子を目の当たりにしたのは、家族らとクリスマスを過ごしていたアメリカの大学生エリックさん。雪崩の瞬間を撮影していました。

エリックさん
「1人は首まで埋まって、雪の中に横たわっていました」

兄弟と友人とともに救出に向かうと、エリックさんらはまず1人を救出。ほかに10人ほどが散らばって埋もれているのを発見しました。その後、救助隊が到着。エリックさんが撮影した映像によって、雪崩の被害者の居場所がわかり、救出につながったということです。

エリックさん
「滞在先の町に戻ると、人々が教会の鐘を鳴らし、全員が雪崩から生還したことを知らせました」