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米高官 サイバー攻撃に日米協力必要性強調

2021年11月17日 20:00

アメリカ・ホワイトハウスでサイバーセキュリティーを担当する高官が、都内で会見し、増加するサイバー攻撃に日米が協力して対応する必要性を強調しました。

来日したのはアン・ニューバーガー国家安全保障担当副補佐官で、会見では、サイバーセキュリティーが国の安全保障の中核をなすと強調しました。

ニューバーガー副補佐官「サイバー脅威に対応するために、対応力を向上させなければならない危機感を日本は共有している」

また、ことしアメリカで石油パイプラインがサイバー攻撃を受けたことを例に挙げ、サイバーの攻撃の問題は経済や安全保障と直結する重要課題だとして、政府の取り組みや民間企業の技術開発に期待感を示しました。

ニューバーガー副補佐官「日米の企業は世界のテクノロジーの中核を担っており、その安全性を向上させることはアメリカ政府の優先課題だ」

さらに、インド太平洋地域の同盟国が共同で対応能力の底上げを図ることが急務だとして、日本などと議論を深める方針を示しました。