米国務省 サイバーセキュリティー部局新設
アメリカのブリンケン国務長官は27日、国務省にサイバーセキュリティー担当の新たな部局を設置すると発表しました。
ブリンケン国務長官「国民やネットワーク、企業、重要なインフラを危険にさらすような、サイバー攻撃を防ぎたい」
国務省の組織改革について演説したブリンケン長官は、サイバーセキュリティーや先端技術などの分野が「アメリカ人の生活や安全保障に最も直接的に影響を与える」として、サイバーセキュリティーやデジタル政策を担当する新たな部局を設置すると発表しました。
また、過去の外交に関するデータをより有効に活用できるよう、分析能力を強化する方針も示しました。
アフガニスタンからの撤退を例に挙げ、「振り返ると、違ったやり方があったのではないかと思うこともある。教訓を生かすことは重要だ」と強調しています。