7月の世界の平均気温 観測史上最も高く
EU(=ヨーロッパ連合)の気象情報機関は8日、今年7月の世界の平均気温が観測史上最も高くなったと発表しました。
EUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によりますと、先月の世界の平均気温は16.95℃で、これまで最も高かった2019年7月の16.63℃を超え、観測記録がある1940年以降で最も暑い月だったということです。
また、先月6日の平均気温は17.08℃で、観測史上、最も暑い日だったということです。
海面の水温が異常に高い状態が長く続いたことが気温の上昇につながったとみられていて、先月はアジアやアメリカ、ヨーロッパなどで猛暑となり、山火事が発生するなどさまざまな影響が出ています。