来年２月に開幕する北京冬季オリンピックで、アルペンスキーなどが行われる競技会場が外国メディアに公開され、中国側は大会に向け準備を進めている様子をアピールしました。

中国は、今回のオリンピックにあわせ、以前は水や電気も通っていなかった山間部を切り開き、２年あまりで２つの競技会場を完成させました。一方で、雪はもともと少なく、ほぼ人工雪に頼っています。

また、ボブスレーなどの会場では、滑走のための氷が張られ、大会に向けた最終調整に入っていました。

ただ、この会場では１１月に選手がケガをする事故が起きたほか、テスト大会の参加選手に新型コロナの感染が確認されました。

中国では今週、オミクロン株への感染が相次いで確認されており、コロナ対策は引き続き大きな課題となります。