英国女王「支えだった」亡き夫への思い語る
イギリスのエリザベス女王が、恒例のクリスマススピーチを行い、今年亡くした夫のフィリップ殿下への思いを語りました。
英エリザベス女王「フィリップ殿下の茶目っけと探究心は、最後まで最初に出会ったときと同じように輝いていました」
エリザベス女王は、フィリップ殿下との日々についてこのように振り返り、「私の力であり支えだった」などと述べました。
女王とフィリップ殿下は1947年に結婚し、今年4月にフィリップ殿下が亡くなるまで、70年以上連れ添いました。
英エリザベス女王「人生には出会いと別れがあります。私や家族が彼(フィリップ殿下)を恋しく思うのと同じように、彼も私たちにクリスマスを楽しんでほしいと願っていることでしょう」
一方で女王は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることについて、「願っていたようにはクリスマスを祝えませんが、歌ったりツリーを飾ったり、伝統を楽しむことはできます」などと呼びかけています。