NY・近代美術館で従業員刺した男捕まる 逮捕のきっかけは“放火”
アメリカ・ニューヨークにある近代美術館で12日、男が館内映画の受付カウンターの従業員2人を刺す事件が起きました。男は逃走しましたが、15日未明、ニューヨークの隣ペンシルベニア州フィラデルフィアで逮捕されました。逮捕のきっかけとなったのは、ホテルの一室が放火されたことでした。
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アメリカ・ニューヨークにある近代美術館は、MoMAの愛称で知られ、日本人観光客にも人気の場所です。
この美術館で12日、美術館内にある映画の受付カウンターで、従業員2人が刺される事件が起きました。
事件の瞬間をとらえた防犯カメラの映像には、カウンターを乗り越え、手にナイフを持った男が従業員に襲いかかる様子が映っていました。
男は事件後、逃走していましたが、ニューヨークの隣、ペンシルベニア州のフィラデルフィアで、15日未明に逮捕されたということです。
逮捕のきっかけは、フィラデルフィア市内で、ホテルの一室が放火されたことでした。
警察が宿泊者を調べたところ、男が滞在していたことが判明。その後、バスターミナルのベンチで寝ているところを逮捕されたということです。