ミャンマーの軍事政権は2日、大地震への対応を優先するため、民主派勢力などとの戦闘を今月22日まで一時停止すると発表しました。

ミャンマーの大地震を受け、国軍は2日、今月22日までの3週間にわたり、民主派勢力などとの戦闘を一時停止すると発表しました。被災者の救援と復興を進めるためだとしています。

ミャンマーでは、クーデターを受けて軍と民主派武装勢力などとの戦闘が続いていますが、民主派の国民統一政府も被災地での戦闘を2週間、停止すると発表していました。

ただ、地元メディアは地震の後も軍の空爆が続いていると伝えていて、批判の声があがっていました。

地震によるミャンマー国内の死者は2886人に達し、400人近くの行方が分かっていませんが、救助活動は難航しています。