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旧日本海軍の空母「赤城」 5000メートル超える海底で撮影 沈没以来81年ぶり

2023年9月18日 19:03
旧日本海軍の空母「赤城」 5000メートル超える海底で撮影 沈没以来81年ぶり

アメリカの研究機関が、海底に沈んでいる旧日本海軍の空母「赤城」の映像を公開しました。

映像では、船体に備え付けられた銃のようなものや、底に横たわるいかりなどが確認できます。船首部分には、菊の御紋もあります。場所は、ハワイ近くにあるミッドウェー海域の深さ5000メートルを超える海底です。

空母「赤城」は、太平洋戦争中の1942年、戦況の転換点になったとされるミッドウェー海戦でアメリカ軍によって撃沈されました。

2019年の調査で沈没している場所は特定され、9月に撮影に成功しました。撮影されたのは、沈没以来81年ぶりです。

ワシントンにある日本大使館は声明で、「今日の平和が戦争の犠牲の上に立っていることを改めて思い起こさせる」とし、今回の調査は意義深いとコメントしています。

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