北朝鮮弾道ミサイル発射受け…米空母「ロナルド・レーガン」再び日本海へ
北朝鮮による中距離弾道ミサイルの発射などを受け、アメリカ軍は原子力空母「ロナルド・レーガン」を再び日本海に展開することを決めました。
韓国軍によりますと、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」は5日、再び日本海に向かいます。
「ロナルド・レーガン」は先週、日本海で米韓や日米韓による合同の訓練に参加していて、北朝鮮はこれらの訓練にあわせるような形で、4日までの10日間で5回のミサイル発射を繰り返してきました。
韓国軍は再展開について、非常に異例な対応だとした上で、「相次ぐ北朝鮮のミサイル発射に対する韓米同盟の態勢を強化し、いかなる挑発と脅威にも断固対応するという意志だ」としています。
北朝鮮をめぐっては、SLBM(=潜水艦発射弾道ミサイル)の発射兆候も確認されていて、米韓両国としては、これ以上の軍事的挑発を行わないよう警告する狙いがあるとみられます。