イーロン・マスク氏 新たなAI企業を立ち上げ 「オープンAI」に対抗
アメリカの起業家イーロン・マスク氏が、「チャットGPT」を開発する「オープンAI」に対抗し、新たなAI=人工知能の企業を立ち上げたことがわかりました。
ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、マスク氏が立ち上げたのは、AIを使った対話型サービス「チャットGPT」を開発する「オープンAI」に対抗するスタートアップ企業で、先月、ネバダ州に企業設立に関する書類が提出されていました。
フィナンシャル・タイムズは関係者の話として、マスク氏が投資家と話し合いを重ね、AI研究者のほか、エンジニア6人ほどでチームを結成したと伝えています。
対話型AIを巡っては、「チャットGPT」の開始以降、マイクロソフトやグーグル、アマゾンもサービスの提供に乗り出すなど、開発競争が激化しています。
一方、マスク氏はこれまで、リスク管理が不確実だとして、開発の一時停止を求める署名活動にも賛同していて、関係者からは疑問の声が上がりそうです。