黒木華、100年後に残っていて欲しいもの ロボットのお芝居やAIの映画があるので
江戸時代末期が舞台となった今回の映画は、寺子屋で読み書きを教えるおきくと、最下層の仕事に就く中次と矢亮の物語。黒木さんはおきくを演じ、社会の底辺を生き抜く庶民に目を向け、“人と人のぬくもり”と“いのちの巡り”が描かれます。
■俳優ならではの未来への思い
イベントでは、命の循環を描いた映画ということで、『100年後にも絶対残っていて欲しいもの』について聞かれた黒木さん。フリップには“映画と舞台”と書き入れ「最近舞台でもロボットがお芝居をしていたりだとか、AIで作っている映画もあるみたいで。(俳優を)やっている身としては、100年後も残っていたらうれしいなと思います」と理由を明かしました。
続けて「舞台って見に来てくれる人が限られていたりするんですよ。映画だとサクッと見られる値段ですけど、舞台ってそうもいかなくて。舞台の劇場も少なくなっていたりするので、なくなるとさみしいな…と思いまして」と切実な思いを明かしつつ「でも100年後、私生きていないと思うんで、どうでもいいちゃあ、どうでもいいんですけど(笑)」と会場を笑わせました。