マスク“個人の判断”まもなく1か月…着用率は大きく減らず 東京駅前映像のAI解析で
新型コロナ対策としてのマスク着用が、個人の判断に委ねられてから、まもなく1か月。マスクをしている人は、大きく減っていないことがわかりました。
マスクの着用については、政府の方針として、先月13日から「個人の判断に委ねる」ことが基本となっています。当日の東京駅前の映像を日本テレビが開発したAIで解析すると、89.7%の人がマスクをつけていました。
それから、およそ1か月たった10日、同じ曜日、同じ時間帯の映像を解析したところ、着用率は85.6%でした。4.1ポイント減少したものの、ほぼ横ばいで、東京駅前でマスクをしている人の割合は、この1か月で大きく減っていないことがわかりました。
東京都でコロナの新規感染者が再び増加傾向に転じていることなども影響しているとみられます。