各社で入社式 8割超が「対面」も、半数がマスク着用求める
4月最初の平日、ことしは多くの企業がWebではなく対面で入社式を行っています。調査では、およそ半数がマスク着用を求めています。
大手保険会社「東京海上日動火災保険」は、4年ぶりに全国の新入社員502人を集めて、対面での入社式を行いました。
新入社員は役員が出迎える中入場時のみ、マスクを外して顔を見せ、レッドカーペットを歩いて登場。先月、政府のマスク着用ルールは緩和されましたが、大人数で室内での開催のため式典中は新入社員にマスクの着用を求めました。
また、コロナ前に行っていた役員とのハイタッチはやめ、社内部活のオーケストラや合唱で歓迎しました。
就職情報サービスを提供する「学情」の調査では、ことし対面で入社式を行う企業は8割を超えていますが、そのうち半数はマスク着用を求めるとしています。