ロシア大統領選 署名に不備指摘…“反戦候補”登録せず
ロシア大統領選挙でただ1人ウクライナ侵攻を批判し立候補を目指していたナジェージュジン氏について、ロシアの中央選挙管理委員会は候補者として登録しない、と判断しました。
選挙管理委員会は8日、ナジェージュジン氏が提出した署名には、亡くなった人の名前があったなどとして、立候補に必要な10万人に達していない、としました。
ナジェージュジン氏は、納得できないと異議を申し立てましたが、選管は候補者として登録しないと判断しました。
ナジェージュジン氏
「私を選挙から排除することはできるが、変化を求め、今この国で行われている方針に同意しない何千万人もの人々をどうするつもりなのか」
ナジェージュジン氏は、裁判に訴えるとしていますが、大統領選はプーチン大統領とウクライナ侵攻を容認する3人の候補で争われる見通しです。