ロシア大統領選 唯一の侵攻反対候補、立候補に必要な10万人分の署名提出
3月のロシア大統領選挙に向けて唯一、ウクライナ侵攻反対を掲げる立候補予定者が31日、正式な立候補に必要な10万人分の署名を提出しました。
候補者として登録されるために必要な10万人分の署名を提出したのは、野党「市民イニシアチブ」公認、ナジェージュジン氏です。3月のロシア大統領選挙に向けて、ただ一人、ウクライナ侵攻反対を掲げています。
提出後の記者会見で、反戦を掲げて怖くないかと問われ、次のように答えました。
ナジェージュジン氏「私が大統領になったら、政治犯全員を釈放するつもりだ」
ナジェージュジン氏が正式に立候補できるか、中央選挙管理委員会が10日以内に判断します。
選管は12月、反戦を掲げる女性候補予定者を届け出の審査で却下しています。