ロシア中部で開催中の主要新興国によるBRICS首脳会議は最終日となり、間もなくプーチン大統領の記者会見が始まります。現地から中継です。

会見は間もなくプレスセンター内の部屋で始まる予定で、プーチン大統領は、欧米への対抗軸としてBRICSの発展拡大をアピールするとみられます。

プーチン氏は24日の会合で、「ウクライナはロシアに脅威を与えるため、西側に利用されている」と述べ、欧米への対抗意識をあらわにしました。

ロシア中部で3日間にわたり続いた一連の日程では、20か国以上の首脳級が参加し、36か国が代表団を送りました。

プーチン氏は欧米と対立する中、数多くの国がロシアを訪問したとして、外交的な勝利と位置づける一方、欧米からは、BRICSの議長職の悪用だとの批判も出ています。

また、拡大するBRICSは決して一枚岩ではなく、プーチン氏が目指すように反欧米で結束できるかは不透明です。