イラン高官「直ちに報復計画はない」“イスラエルがイラン攻撃”米報道
複数のアメリカメディアは、イスラエルが19日、イランを攻撃したと報じました。これについてイランの高官は「直ちに報復する計画はない」と述べたということです。
イランメディアによりますと19日、中部イスファハンにある軍施設の付近で3回の爆発音が聞こえたということです。イラン側の防空システムが3機の無人機を撃墜したとも伝えています。
イスファハンの周辺には複数の核関連施設がありますが、被害は出ていないということです。
複数のアメリカメディアは、イスラエルがイラン攻撃に踏み切ったと伝えていて、事前にアメリカにも通告していたということです。
一方、イスラエルはこれまでのところコメントしていません。イランはシリアにある大使館を空爆されたことへの報復として、13日、イスラエルを攻撃していて、イスラエルもこれに報復すると宣言していました。
ロイター通信はイランの高官が今回の件で「背後に誰がいるのかはっきりしていない」「直ちに報復する計画はない」と語ったと伝えています。
また攻撃がイスラエルから直接行われたものではなく、何者かがイラン国内に侵入して行ったとの見方も浮上しているということです。