韓国で「サル痘」初確認 ドイツから帰国した韓国人
韓国政府は、欧米を中心に感染が拡大している「サル痘」の感染者を、初めて確認したと明らかにしました。
韓国の保健当局によりますと「サル痘」への感染が確認されたのは、ドイツから21日に帰国した韓国人です。仁川空港から入国した際に微熱や疲労感とともに発疹があり、自ら症状を申告して検査を受けていました。
WHO(=世界保健機関)によりますと、「サル痘」は欧米を中心に40か国以上で確認されていますが、韓国での感染確認は初めてです。
保健当局は「サル痘」の感染が拡大する国を対象に検疫を強化するほか、追加のワクチンや治療薬の確保を急ぐ方針です。