ドジャース大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告が間もなく、裁判所に出廷し、罪を認める答弁を行う見通しです。中継です。

ロサンゼルス近郊にある連邦地裁前です。この後、日本時間5日午前1時から審理が始まる予定で、裁判所の前には日米、大勢のメディアが集まり、水原被告の到着を待っています。

司法省によりますと、水原被告側は、すでに検察側との司法取引に合意していて、この後に開かれる法廷で、水原被告は銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪を認める答弁を行う予定です。

――水原被告は事件について、詳細に語るとみられているのでしょうか。

司法省によりますと、法廷は30分から40分程度、開かれる予定で、裁判官から水原被告に対し、様々な質問が行われる見込みです。

起訴状の内容を理解しているかといった質問のほか、司法取引によって量刑がどうなるかなどの説明があるものとみられています。

ただ、いずれも水原被告が「はい」「いいえ」といった簡単な言葉で返す質問だということです。

この中で、罪を認めるかと聞かれた際に、水原被告は「Guilty」、つまり、罪を認めますと答える見通しです。

閉廷後に取材に応じるかなどにも注目が集まっています。