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ゼレンスキー大統領「一時休止はロシアを利するだけだ」戦闘を続ける決意強調

2024年1月12日 10:10

バルト三国を歴訪したウクライナのゼレンスキー大統領は11日、エストニアで記者会見し、「戦闘の一時休止はロシアを利するだけだ」と述べて、領土奪還のため戦闘を続ける決意を強調しました。

訪問先のエストニアで行った記者会見で、ゼレンスキー大統領は、「戦闘の一時休止はロシアを利するだけだ」と述べて、直ちにロシアとの停戦交渉などに応じる考えがないことを強調しました。

ゼレンスキー大統領はその理由として、ロシアが「北朝鮮から100万発以上の砲弾を受け取っているのは、生産が追いついていないからだ」と指摘。このため、戦闘を休止すれば「ロシアは再び軍を強化してウクライナを攻撃する」との見通しを示しました。

その上で、「ロシアを利するような戦闘の一時休止は絶対にしない」とあらためて強調しました。

ゼレンスキー大統領は、ウクライナへの支援継続を要請するためバルト三国を歴訪していて、戦闘継続への決意を示すことで、各国からの支援強化に理解を求める狙いがあるとみられます。

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