中国の人口61年ぶりに減少 前年比で85万人減
中国政府は、去年末の中国本土の人口が推計で14億1175万人と前の年に比べて85万人減ったと発表しました。減少に転じるのは61年ぶりです。
中国の国家統計局は、去年末の中国本土の人口が推計で14億1175万人となり、前の年に比べて85万人減少したと発表しました。
中国の人口が減少するのは多くの餓死者を出した大増産政策「大躍進」運動の影響があった1961年以来、61年ぶりです。
出生率が6.77%だったのに対し、死亡率は7.37%だったということです。
少子高齢化が急速に進む中国が本格的に人口減の時代に突入したことになり、中国の長期的な経済成長にも影響を及ぼしそうです。